離島の地域活性化をめざす「しまものプロジェクト」の第2弾となる
「しまものラボ」を東京都大島町で開始
KDDI株式会社(以下、KDDI)、東京都大島町(以下、町内)、大島町商工会、NPO法人離島経済新聞社は、2017年11月6日より、離島の地域活性化を目指す「しまものプロジェクト」の第2弾として、販路拡大や商品PRに課題を抱える町内事業者を対象に、オンラインを含む講座で販売の基礎を学ぶ「しまものラボ」を開始しました。
詳しくはKDDIより発行のプレスリリースをご覧ください
(1)講座概要
流通販売・商品企画分野の専門講師による講義を実施します。「au スマートパス」を活用したマーケティングやKDDI社員への試食アンケートを実施し、商品が持つ「売り」や「課題」を発見し、商品の魅力を伝える手法や動画制作講座などを学びます。
<講座内容(全5回)>
①自分の商品の「課題」と「売り」を探す(3回)
外部の専門講師による指導をもとに、商品の「課題」と、強みとなる「売り」を客観的に分析します。「au スマートパス」の商品モニターや、KDDI社員への試食アンケートにより、実際に市場調査を行います。調査で利用するアンケート項目の設定や商品訴求点を講師のアドバイスのもとブラッシュアップします。また、食品安全やラベル表示時の留意点等も学んでいただきます。
②商品の「売り」を言語化する(2回)
「au スマートパス」の商品モニターや、KDDI社員による試食アンケートの結果をもとに、商品課題の解決策を探り、商品を魅力的に伝える方法を学びます。
③動画制作体験講座(オプション)
商品の売りを伝える有効なツールとなる「動画」を、タブレットを活用して簡単に制作・編集する方法を学びます。
(2)au スマートパスの活用
1,500万人以上(2017年3月末時点)にご利用いただいている有料会員制サービス「au スマートパス」の商品モニターを活用して、全国のお客さまへ商品のアンケート調査を行います。
(3)実施期間(予定)
2017年11月6日から2018年1月26日まで
本事業の趣旨について
四方を海に囲まれた離島という地理的条件を考えた際、事業者にとって流通は大きな課題のひとつとなっています。
一方で、離島というある意味特殊な環境から生まれた地域の産品はどれも魅力的で唯一無二のものであり、全国的にも十分アピールできる商品力を備えています。
今後情報通信技術のさらなる発展や、運輸技術の発達によってこのような課題も少しずつ解消され、また、今以上に離島の産品は広く認知され、多くの方に届けられる時代がやってくるものと期待しています。
今回の「しまものラボ」に関しましても、そんな島の事業者が抱える課題のひとつである全国流通や販路開拓を目的とした講座ということで、本講座を通じて「大島町」と島内の製造業者さんがつくる自慢の「産品」を広くPRしていただき、また、流通において比較的不利とされる離島において、KDDI株式会社様、株式会社ルクサ様、NPO法人離島経済新聞社様の技術力や発信力によって伊豆大島をはじめ、日本の離島の地域振興に大きく貢献できるものと思います。
参加される事業者の皆様におきましては、お忙しい中、本企画にご参加いただいたことに感謝するとともに、本講座を通じて、今後の事業運営にお役立ていただけたらと思います。
プレスリリース
プレスリリース(pdf:198kb)